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CEOブログ
2025.03.01
去る2月25日、私にとっては、3期目が終わる重大な会議 “定期株主総会” を無事に終えることができました。
増収減益ではありましたが、予定通りの人的投資もできた良い39期でした。
事業報告も、3期目となると、見える部分や報告すべきこと(伝えておきたいこと)も明確になっていて、
やはり物事を習得するには3年が目安になるのは、よく理解できるなと改めて実感しました。そして新たな
40期を迎えたわけですが、今期やりたいことと将来的にやりたいことも明確になってきました。(今までは
気持ちの優先順位と、経営観点の優先順位が、上手く棲み分けできていなかったことにも気付けた感じです)
この「明確にできる力」が非常に重要だなと思ったことが、息子の授業参観での出来事でした。
今回は、『身近な出来事を調べて発表しよう』というのがテーマだったのですが、「休日は何してる?」
「習いごとは何してる?」などの発表でした。
素晴らしいなぁと思ったことが、①現状把握のアンケートを実施している ②アンケート結果をグラフ化する
③グラフ化した1位の発表と、子供達が気が付いた意外な回答も発表する。という形式で、
小学4年生で、こういうことを学んでやっているのは、将来、優秀なビジネスマンになるなぁと、
親目線ではない目線で、感動していました。
世の中には、”事実を確認してみると意外な回答がある” ということを、知っていれば事を起こす前に、立ち止
まれるし、知らなければ自分の価値観や思い込みで進んでしまう。
後者の 思い込みで進む は、私を含めてよくやってしまっているし、人の感情や価値観も時に、思い込み
で決めてしまっているなと、前向きな反省もすることができました。
そして、2月のSLOW TALK YAITA Vol.20にご登壇いただいた川口様のお話でも、前向きな反省ができました。
川口様の活動の中の、「ふるさと納税」を活用して矢板のPR(知名度をあげる)をしたいと思って行動され
ていることです。
ともすれば、川口様の会社が提供されている「防災シェルター」の販売が好調になるとか、矢板市に納税額
が増えるとか、諸々、成果は出るのですが、その先の「矢板市を知ってもらう」ということを目的にされて
いることです。
川口様のお話を聞き、私たちスローワーク矢板も、集客をすることが目的ではなく、
集客から創られていくコミュニティから何を生み出していくのか?
をきちんと明確化し、更に皆様にとって必要な場所にしていきたいと思った次第です!
3月のSLOW TALK YAITA Vol.21では、
東京渋谷と三重県四日市の二拠点をベースに活動されている、建築家 石田祐也様をお迎えし、地方都市での
プレイスメイキングについて語っていただきます。
矢板の街も、外観デザインを見に来ることが目的になるような地域になっていくと嬉しいなぁと思います。
ご興味のある方、ない方も含めて、お会いできることを楽しみにお待ちしております。